更年期障害
●「更年期障害」は何故起こるのですか?
子供があるていど大きくなって、やっと一息つけると思うことになると、突然体調を崩す女性がいるものです。
熱くもないのに顔が火照ったり、寒くもないのに手足が冷えたり、妙にイライラしたり、不眠症に悩んだりします。
40代から50代の女性で、こんな症状が出たら、「更年期障害」の疑いが濃厚です。
更年期障害は、女性の閉経期にともなうホルモンバランスの崩れから起きる諸症状のことです。
そもそも、なぜこんな症状が起きるのでしょうか?
閉経とは月経が止まる(上がる)ことですが、この時期、女性の胎内では卵巣が急激に小さくなり、ホルモンの分泌量が減少するという変化が起きています。
すると、ホルモン分泌量の減少分を補おうとすると、脳下垂体は性的刺激ホルモンを盛んに分泌します。
その結果、ホルモンのバランスが崩れて、自律神経系の失調障害が起きやすくなるのです。
ちなみに、こうした症状は男性にはあまり観られません。
男性の場合、女性とは違って40代から50代で生殖能力が失われることがないからです。
睾丸から分泌されるホルモン料も、緩やかな下降線を描きながら落ちていきます。
そこで、女性達のようにホルモンバランスが急激に崩れるということはあまりありません。
男性の場合も、40代後半あたりから心身に以上を来す人というのは少なくありませんが、
それは過度のストレスなど別の原因によるものだと考えられます。